コラム
2024/10/02 10:00
北海道ではお米の収穫も終わり、北十勝ファームの短角牛たちも里へ帰ってくる季節となりました。今年も昨年に引き続き、暑い日が続きましたので、カラダに疲れが溜まっていませんか?
カラダを内側から整えるために、”健康的に育った牛たちのお肉”がおすすめです。
これからの季節におススメなのが”牛すじ”です。牛すじにはコラーゲンやビタミン類が豊富です。高たんぱくなのも嬉しいですね。
~北十勝短角牛の牛すじが出来るまで~
牛すじは1頭から取れる量が少ないので、出荷した牛たちの必要部位を業務用冷凍庫でためておきます。何か月もためて、製造依頼できる量に達したら、札幌の信頼できる加工会社さんでキレイに処理をしていただき商品化しています。
牛すじは1頭から取れる量が少ないので、出荷した牛たちの必要部位を業務用冷凍庫でためておきます。何か月もためて、製造依頼できる量に達したら、札幌の信頼できる加工会社さんでキレイに処理をしていただき商品化しています。
有機牛ではありませんが、安心してお召し上がりいただけるようにと、地元の工場さんから出た「砂糖の搾りカス」やご近所農家さんの「商品にならない大豆」、牛たちの牛糞堆肥で元気に育った「自家製牧草」や「自家製デントコーン」などを与えています。100%ではないけれど、自家製、地元産、国産にこだわったエサを与え、毒になるようなもの(防カビ剤など)は極力与えないようにしています。
アニマルウェルフェアも推進しており、予防的な治療(餌に抗生物質を混ぜ与えるなど)はしていません。日々、牛の様子を観察して必要な時にだけ化学的な治療をしています。これはとても効率の悪い方法ですが、牛たち本来の自然治癒力を生かすことは、本来あるべき姿だと思っています。私たちはどうでしょうか?生まれて間もない頃から、たくさんの予防接種を行い、その度に注射針をたくさん刺しますね。それなのに一向に病気はなくならず、薬に耐性のある強いウイルスや細菌がどんどん出てきています。薬が効かない、抗生物質が効かないとなると、最後は自分の自然治癒力が頼りです。
長々と書いてしまいましたが、要は”安心安全なお肉”だということです。健康的な牛たちのお肉は、暑かった夏の疲れが溜まっているあたなの身体を内側からサポートしてくれるはずです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
予防栄養学アドバイザー 千佳鼓
予防栄養学アドバイザー 千佳鼓